2010年05月16日

わからない・・・

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近頃、連日あちこちのデパ地下にすんごい行列を作ってるラスク屋さん、ありますよね。
あれ見る度に気にはなっていたのですが、さすがにあの大行列に加わる気力もなく、いくら美味いったって所詮ラスクだろ、なんて負け惜しみ言って今までスルーしておりました。
この週末、とある事情で実家に行っていたんですが、その帰り道。
車で走っていたら、そのラスク屋さんの看板を発見。
そーいえば、そのお店の本店&工場は群馬なんですね。
せっかくなので行ってみようと、いつもの道からちょっと外れ、走ること7キロ。
びっくりするほど殺風景な田舎道の脇に、あきれるほど豪華なお店が建ってました。
たかがラスク屋(失礼)で、これだけの商売ができるなんて、いったいどれほど美味いの??
お客さんもひっきりなしにやってきてましたが、さすがにあそこまで買いに行く人はそういないらしく、さほど待たずに買えました。
基礎知識がまるでないまま行ったので、何を買っていいか迷うと思ったら、迷うほど品数もなく。
どんどん商品を並べるわきからお客さん達が5個10個とつかんで持っていってしまうプレーンタイプを、うちも負けじと数個つかみ。
それだけではなんだからと、隣のチョコがかかったヤツも数個。
ラスクばっかりそんなに買ってどうするんだと思いながらも、つい周りの興奮につられてうちも買い込んじゃいました。

帰宅後、期待に胸膨らませてさっそく食べてみたら・・・
確かにかなり美味しかったけど・・・なんつーか、やっぱり所詮ラスクなわけで。
あー、ラスクだねぇ、と。

これでもう、デパートの外まで続く長い行列を羨望の目で見ることはなくなるわけでなんだかホッとしてますが、でも、じゃあ、なんで毎日あの行列?
そこまでするほどかなぁ・・・?
もしかして私たちの味覚が乏しくてわからないだけ?
逆に不安になったりして。

どーでもいいけど、買ってきたラスクを全部食べたら太るよなー。
それだけは、はっきりとわかります。
posted by かよ at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2010年05月08日

唐さん

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へいへい、おいら益子に行ってきたぜ!
と書こうと思ったら、あきおが詳しく書いてるようなので、私は別のことを。

連休の真っ直中、ヘルニアの痛みと痺れの嵐の中、唐組のテント芝居『百人町』に行ってきました。
場所は、唐十郎といえば花園、花園といえば、の花園神社境内。
開演は夜の7時なんですが、1時から整理券が配られたんです。
整理券なんて、懐かしいなぁ。
昔よく行った小劇場はこんな感じだったよね。
なんて懐かしがってる場合じゃなく。
この年齢になると、その6時間がホントにツラかった。
ご近所だったら一旦家に帰ってなんてできますが、うちの場合は田舎ですから。
仕方なくデパート冷やかしたり、お茶したりして時間を潰して。
とはいえ、連休中の日曜日。
どのお店も大混雑で入れなくて、コーヒー飲めるとこ探してさまよい歩きました。
歩き回ってると辛いんですよ、ヘルニア。
だんだん痛みと痺れが酷くなってきて。
最後、やっと喫茶店に席を見つけたときは泣きそうでした。

時間までそこで粘り、花園神社へ。
境内でもしばらく待たされまして。
役者さんのひとりが顔を白く塗って、お客さん達の間を歩き回りながら、
「もうしばらくお待ちください!」「整理番号順にならんでいただきます!」
なんて叫んでいるのを羨ましく見つめて。
ああ、私も顔を白く塗って、人混みに紛れたい!!

開演間近にやっと2列に並んで入場。
この時すでにヘロヘロ。
それでも『なんでも一番前じゃないと嫌!』なクセが出まして、あまり考えずに一番前に突進、端っこの方でしたが、かぶりつきをゲットしました。
普通の舞台とは違って、手をのばせば(のばさなくても)もうそこが舞台ですから。
目の前というより、頭上で役者さん達が演技することになるわけで。
ふと我に返ってそのことに気づいた時にはもう遅し。

見上げる格好が、頸椎に一番負担かけるんです。
痛いのなんの。
おまけに夜はけっこう冷え込みまして。
テントなので地面から冷えがのぼってきたり、すきま風も入ってきて、寒い。
ついでに言うと(まだ公演中なので詳しくは書きませんが)水やラー油が飛びまくるお芝居で、それをビニールで必死によけまくっての観劇だったわけです。
役者さんの唾や汗はいいけど(実際バシャバシャかかりました)ラー油は止めて・・・。

私には過酷な芝居でした。
でもその過酷ささえも懐かしかったです。
昔はぎゅうぎゅう詰めの小屋で、息苦しくなりながら、足を痺れさせながら、芝居を観たものですよね。
それでも観たかったんですよね。
楽して芝居を観ようとするな!

で、芝居そのものはどうだったかというと。
うーん。
私には、なんていうか残念でした。
それなりには面白かったけど、一番大きな波を感じられなかった。
以前の唐さんの芝居って、もっとこうグッと来たじゃないすか。
ぐっときて、バーーンとはじけて、どうだ!!みたいな力尽くの気持ちよさがあったじゃないすか。
唐さんの目が異様に光って、その格好良さに心臓わしづかみにされて、いよっ、待ってました!!みたいな。
この一瞬のために私は生まれて来たんだ!みたいな。
そういうのがね。
んんん。

ああ、でも懐かしかったです。
役者さんの唾の臭いとか。
首は限界を超えて、ほぼ死にながら帰宅しましたが、それでも観てよかった、と。

私にとって一番素敵だったのは、あの黄昏時の神社の人混みに紛れていた、あの白塗りの男の子。
あれが今回の芝居の一番のクライマックスだったのかも。




posted by かよ at 15:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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